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ダンボールを使った生ごみ堆肥化

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■ ダンボールを使った生ごみ堆肥化について

 今まで、生ごみ処理機等を使って生ごみの堆肥化を勧めてきましたが、昨年度より本格的に「ダンボールを使った生ごみの堆肥化」を始め、データがまとまりましたので紹介します。
ダンボールと基材だけで行え、簡単に生ごみの減量が行なえますので皆さんも一緒に取り組んでみましょう。

■ダンボールを使った生ごみ堆肥化

 生ごみ処理機や、生ごみ処理容器を使った生ごみ堆肥化は、皆さんの中でも聞いた事のある方や、実際に行っている方も多いと思います。
 しかし、ダンボールを使うとなると「どうやって?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

1.なぜダンボールなのか?

 生ごみが堆肥になるためには、「水分」と「栄養」と「酸素」のバランスが非常に大切です。 水分が多いと、全体に酸素が行き渡らないため、生ごみを分解する良い微生物が活動できません。 栄養が足りないと、微生物が生ごみを分解する力がなくなります。 酸素が少ないと嫌気性の微生物が育ちますが、この微生物は臭いを発生するため、虫が寄ってくるなど、快適に堆肥化が行えません。
 適度に酸素と水分のバランスを上手く保てるのがダンボールなのです。

2.堆肥化をやってみよう
 ダンボールを使った堆肥化はピートモスと、もみ殻くん炭を使って堆肥化を行います。
これらは近くのホームセンターにて600円前後で入手できます。

 ◆なにが必要なの?

◆コンポストの作り方

 ◆どうやって使うの?

@生ごみを入れよう
まずは生ごみを投入します。
コツは中心に生ごみを埋めるようにすると、ダンボールが長く使えます。

入れる量としては1日500g〜1kgが目安で、一箱で50〜60kgの生ごみを処理することが出来ます。
入れ始めてからおよそ一週間で生ごみが分解され始め、堆肥の温度が上昇し始めます。夏場だと40〜50℃まで温度が上昇します。
毎日1kgも入れていたらダンボールがすぐ満杯になってしまうのではないかと思いますが、心配いりません。分解が始まると生ごみはほとんど姿がなくなり、量が増えません。実際に役場で挑戦したものも合計15kgほど生ごみを入れましたが、量は増えていませんでした。

A熟成させよう
生ごみを入れ続け、2、3ヶ月経つとなかなか分解しにくくなってきます。こうなれば、生ごみの投入を終了させる合図です。
投入を終了した後は、一週間に一度ぐらい、堆肥に水1リットルを入れながらよくかき混ぜます。この時にダンボールに水がかからないよう慎重に行いましょう。
その後1ヶ月ほど続けると、温度が上昇しなくなり、大きな生ごみなどが分解され、堆肥の完成です。

■ 実際に実験したら、これだけ生ごみが減少しました
事例 日数 季節 生ごみの
総投入量(g)
平均
温度(℃)
平均
投入量
生ごみ投入修了
時の総量(g)
減少率
1 57 秋〜冬 27,590

-

745.7 3,400 88%
2 91 14,910 27.4 392.4 4,300 71%
3 53 秋〜冬 17,190 21.0 358.1 9,700 44%

■ モニター集計グラフ

■ 堆肥化に取り組むと、ごみ処理費がこれだけ節約できます
取り組み世帯 100 500 1,000 1,500 2,000
ごみ削減量(t) 12.5 62.5 125 187.5 250
削減処理費(円) 393,750 1,968,750 3,937,500 5,906,250 7,875,000
 
■ 使い道は?

 最後に完成した堆肥を使いましょう。堆肥は1回で出来る量が少ないため、畑で使う場合は割り肥として、プランターで使う場合は土と混ぜて使います。
 混ぜる割合は、堆肥1に対して土が3〜4ぐらいがよいでしょう。
 また、畑やプランターで植物を育てるスペースがないという方は、完成した堆肥をそのまま一般ごみに捨ててもらってもかまいません。例えば、60kg生ごみを入れた場合、80%程度分解されていますので約12kgになります。最初の基材と合わせても約17kgになりますので、約43kgもごみの削減に繋がります。
 現在役場では、完成した堆肥を使い朝顔や、ゴーヤを育てています。グリーンカーテンをつくり、室内温度の上昇を防ぐことで、エアコンの温度を上げ、CO2の排出の削減に繋げようと取り組んでいますので、役場にお越しいただく際には、中庭も注目してください。

実験結果などについては、今後各課からのお知らせなどで報告していきます。


川越町役場 企画情報課
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