人は、苦労し努力してこそお金持ちになれ(クロうしてカネモチ)、安定した老後と幸せに恵まれるという教訓を、クロガネモチの名にかけた。さらにこの木が塩分にも強いことから、水害に負けない町という願いも込めて選定された。
中国の古い書に「仙人には、天に在るを天仙、地に在るを地仙、水に在るを水仙という」とあり、水仙は水中の仙人を表わす。川越町のルーツ、海・川・水にちなみ、多年草で育てやすく、誰もがよく知っている清楚でかれんな花ということで選定された。
つばめは、春、南方から渡来して人家に巣を作り、田畑の害虫を捕食し繁殖する益鳥である。古来からつばめが巣をつくる家は繁栄するといわれ、川越町の限りない発展と子孫繁栄を願って選定された。