下水道

私たちは自然の恵みである水を使い、快適な生活を送っています。しかし、生活や工場生産で使われた水はとても汚れ、そのまま海や川に流すと環境汚染の原因になります。そこで活躍するのが下水道です。汚れた排水を集め処理を行います。きれいで安全な水にしてから、川や海に戻します。

下水道事業の歩み

川越町では昭和57年度から汚水整備事業に着手し、北部浄化センターの供用開始に併せ昭和63年1月に高松と天神地区の一部で本町初の供用を開始して以来、着々と整備し、下水道普及率は平成14年度末現在で99.8%となり本町のほぼ全域の方が利用していただけるようになりました。また、雨水整備事業においても昭和63年、川越排水機場が稼動し、浸水から暮らしを守ってきました。さらに平成12年には排水能力が強化され、安心がさらに大きくなりました。
＊下水道普及率とは、接続可能人口／行政人口

下水道への接続工事はどこにお願いするの

排水設備工事には専門的な知識や技術が必要となります。みなさんが安心して工事を行なっていただけるよう工事店を指定し、指導や監督を行なっています。そのため、工事をされる場合、町が指定した工事店でなければ行なうことが出来ません。直接次の工事店にお申し込みください。また、申請書類等は指定工事店にありますので、指定工事店にご相談ください。

• 川越町排水設備工事指定業者一覧 （PDF 154.7KB）

下水道への接続工事はいつまでにすればいいの

下水道が使用できるようになったら、台所や風呂場などの生活雑排水はできる限り早く下水道に接続し、くみ取り便所は3年以内に水洗便所に改造していただかなければなりません。また、すでに浄化槽になっている家庭も浄化槽を廃止して、遅滞なく下水道に接続していただくことになります。

誰が排水設備を設置するの

原則としては家屋の所有者が、自分の敷地内に排水設備を設置します。また、借家の場合などは、水洗化や排水設備の設置について、家主さんとご相談してください。原則としては家屋の所有者が、自分の敷地内に排水設備を設置します。また、借家の場合などは、水洗化や排水設備の設置について、家主さんとご相談してください。

工事の日数や工事金額はどれくらいかかるの

敷地が広いか狭いか、また、便所がくみ取り式か水洗式かなど、ケースによって工期や金額はさまざまです。詳しくは工事を行なう指定工事店にお尋ねください。

下水道使用料はいくら位かかるの

下水道の使用料は、水道の使用量に基づいて算定され、2ヵ月分を水道料金と一緒に請求します。また、井戸水を使用している場合も加算されます。下水道使用料は、現在お支払いいただいている水道料金のおおよそ8割程度かかります。

下水道へ接続をされている方へのお願い

下水道管を守るために流してはいけないものがあります。

• 下水道管を守るために流してはいけないもの （PDF 305.9KB）

料理のあとの食用廃油を、下水に流さないで！

下水管の中で油類が固まると、管詰まりの原因となり、清掃が大変ですし、管を傷めることにもなります。また、浄化センターにおいても、処理に苦労しております。廃油を下水に流さないよう、みなさまのご協力をお願いいたします。なお、廃油は、粗大ゴミの日に設置されている各地区公民館の回収箱に入れていただくとリサイクルされます。

用水路・排水路に草などを流さないで！

田の除草や稲刈り作業で出た草やわらなどを、用水路・排水路へ流さないでください。水路にごみがたまり、大雨などで増水したときにあふれてしまいます。また、川越排水機場へ流れ込んだものは、廃棄物処理業者へ処分を委託しており、処分費の増大につながります。